任意売却とは

任意売却とは

住宅ローン・借入金などの返済が困難になった時、所有者(債務者)と各金融機関(債権者)の間に仲介者が入り競売にかけずに(競売入札が行われる前に)双方合意のもと、対象の不動産を適正価格で売却することを言います。



債務者が住宅ローン・借入金などの返済が困難になり、滞納を続けると債権者が抵当権に従って担保不動産の差し押さえ不動産競売の申し立てを行います。これを不動産競売といいます。
※参照 「競売とは」「競売のデメリット」

競売手続きが行われる前(競売入札が行われる前)に債権者の合意を取り付けて、双方が納得いく価格を設定すれば、担保不動産を市場で売却することができます。
これが任意売却です。

競売を回避するために任意売却を進める理由

一般的には、売却価格がローン残高を下回ることがほとんどなので、担保が外れない為、売却できないと思われがちですが、任意売却なら大丈夫なのです!
担保割れでも債権者の合意を取りつけて担保解除してもらう売却なので、所有者にとって断然有利な債務整理の手段と言えます。

【不動産競売の場合】


一見、「債権者が任意売買を許可してくれるのだろうか?」と心配になりますが、債権者にとっても、競売より任意売却のほうがより多くの債務の回収ができるなどメリットがあるので、住宅金融公庫などは任意売却に向けての順書をつくり積極的に任意売却を進めています。
任意売却とは債務者・債権者両方に断然メリットがあるものなのです!!

また、延滞中の税金(固定資産税、住民税)や、分譲マンションであれば管理費や積立金の滞納に関しても、各役所や管理組合との交渉を行いますので、全てを精算した上で 新生活をスタートすることができるのです。

不動産会社にも得意分野があるのはご存知?

お医者さんにも内科、外科、眼科、歯科があるように不動産会社にもそれぞれ得意分野があります。

「賃貸」「売買」「仲介」「都市開発」などの不動産専門分野の中に『不動産任意売却の専門業者』があります。

「知り合いや近くの不動産業者にお願いしても良いのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。
もちろん一般の不動産業者でも売買は可能です。

が!注意していただきたいのは、
ご相談者さまが抱えている問題は通常の不動産物件ではありません。
「任意売却物件」であるということなのです。


任意売却において相談者様に良い結果を残せるかどうかは、交渉の技術やスピードが大変重要です。

不動産任意売却の処理は、一般の不動産業者では処理できないケースが多くありますので、任意売却物件の取扱いは、任意売却の専門の不動産業者に依頼することが大事なのです! 

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