解決実例の紹介



お悩み:事業失敗/倒産
親の家を買い取るには。

掲載:2014年4月
年齢:75歳
家族:夫、妻、長女(33)、次女(29)
物件種別:戸建
残債:1億8,500万円(事業資金)
売却価格:3,500万円
ご相談内容・経緯

娘さん二人から親の家を買い取るにはと相談頂きました。75歳になる高齢な父親の事業が立ち行かなくなたため会社・個人とも債務整理を行いたい。父⇒娘の売買希望。家族の思い出の家を親子間売買でなんとか残せないでしょうかとのご希望でした。


ご提案内容と解決方法

幸い姉妹お二人とも長く勤務しているためそこそこの年収もありましたので、初めから弊会に相談いただければ比較的簡単に親子間売買の成立はできたのですが、むやみに銀行に融資の申し込みをしてしまったため断られた実績が残ってしまってました。そこで、直接の売買はしばらく不可能と判断しました。そこで今度は完全に成立することができるスキームとして一旦弊会が関与する三角売買を提案しました。このスキームは直接売買より若干費用が掛かりますが確実に親子間売買が完成するため頻繁に用いる方法で、こちらのケースでも約1か月半で成立することができました。



任意売却後の生活

父親が親子間売買で心がおちついたことで、もう少し経営を続けたいとの希望があったそうです。妻や娘二人の力を借りて経営を継続しているようです。



担当者の一言

今回のケースは娘さんの協力を得られたため解決できた典型的な例でした。親の家に関するご相談は増えてきています。親子間の売買の場合はご自分で何とかしようとせず、専門家にお任せください。ご相談されたお客様も「まさか自宅を残せると思っていませんでした」とお喜びでした。