解決実例の紹介



お悩み:その他
親子共有名義物件のリースバック

掲載:2018年11月
職業:工場勤務
年齢:45
家族:父・妻・子4人
物件種別:一般住宅
残債:1800万円
ご相談内容・経緯

ご自宅が競売にかかってしまい何とか住み続ける方法が無いかと当センターにご相談をいただきました。お父様との共有名義になっており、お父様からも住み続けられないかと強い希望がありましたので、住み続ける方法を考えました。


ご提案内容と解決方法

ご自宅に住み続けることが一番の希望でした。初めは、親族に買い取ってもらい後に買戻しをする方法を検討しましたが、買取りが可能な親族の方がいらっしゃらなかったので、当社で買手を探しお客様にお貸しできる方法をとることにしました。この方法を専門用語で「リースバック」と呼びます。
お客様から現在の状況を確認したところ、家賃の支払いができるだけの生活基盤がありましたので、買手に交渉しリースバックを成立させることができました。
競売進行中でしたので、債権者に交渉し競売落札の前までに取引を成立させました。



任意売却後の生活

現在も賃貸として借りた状態で生活されています。売却したことを近所に知られたく無いとの希望もありましたので、情報は表に出さずに買手を見つけました。近所の方は不動産が売却され現在賃貸中であることは知りません。安心した生活を維持することができています。



担当者の一言

今回は「住み続ける」ことが一番の希望でした。そして近所に知られることなく売却するという点も重要だったといえます。
こういった相談は当社では多く受け付けておりますので、必ずしも物件から出ていくしか無いというわけではありません。ただし、競売が進行しますと、買手を探す時間もどんどん限られてしまい、リースバックを選択することが困難になる場合もあります。
やはりより良い解決策を導くにはより選択肢を増やす必要があります。そのためにも早めの相談が重要になります。